突然ですが、質問です。
レコーディングをする時に、あなたはいつもどんな準備をしていますか？
え？！ 準備してないですってΣ(ﾟДﾟ)
今回は、レコーディングをする前に、
絶対にやってはいけないコトを5つ紹介させていただきます！
無意識にやってしまっていることが、
レコーディングのクオリティを下げているかもしれません！
5位 コーヒを飲む
歌う前にコーヒーを飲むのはNG行為になります！
まあ、実を言うとコーヒだけに限らずカフェインを摂取するという行為がNGです🙅
普段みなさん眠い目を擦って、
会社や学校に行って仕事や勉強を頑張っていると思います。
そんな中で少しでも眠くならないように体にカフェインを投入して、
今日も1日がんばるぞ！って気合を入れがちなんですが、
この行為が実は喉にとても良くないんですね。
なぜかと言いますと、
カフェインには利尿作用というものがあります。
これによって飲んだ量よりも多くの水分が尿として体から排出されてしまうため、
飲んでも飲んでも喉が乾くという現象が起きます。
これによって体の水分がどんどんなく無くなる訳なんですが、
人体の中で真っ先に優先して水分が奪われて、不足してしまう部位というのがあります。
それが『声帯』なんですね。
よく言われるのは、
カフェインの興奮作用を利用して、
スポーツ選手がパフォーマンスを上げる時にカフェインを摂取をしたりするのですが、
声帯を使うボーカリストにとっては、
パフォーマンスを下げてしまうNGな行為になってしまうんですね。
現代人は夜更しさんが多くて、
何かとコーヒーやエナジードリンクなどで
カフェインを摂りがちです。
過度に摂りすぎなければ、日常的に飲んでも良いのですが、
レコーディングの日くらいは飲まないようにしてみましょう！
UVERworldのボーカルのTAKUYA∞さんは喉の為に、
ストイックにカフェインレスの生活をしているので、
それだけカフェインが声帯に及ぼす影響が大きいものだと思っていただければな、と！
※カフェインが入ってる飲み物
・コーヒー
・エナジードリンク
・紅茶
・煎茶
・ほうじ茶
・緑茶
・etc…
日本人にとってお茶は馴染みの深い飲み物ですが、
意外とカフェインが含まれているので気をつけましょう！
体を冷やさないよう、
常温の水を飲むというのもすごく良いのですが、
意外とりんごジュースが喉に良いです！
りんごに含まれる『ペクチン』という成分が、
喉の粘膜を保護してくれる効果があるので、
とてもおすすめです！
4位 ご飯を食べる
歌う前にご飯を食べるのはNG行為になります！
ご飯を食べてエネルギーを補充。
いざレコーディングだ、気合入れるぞ！ってなると思うんですが、
実はこの行為、喉に良くないんです！
なぜかと言うと、
胃が食べたご飯を消化する際って、大量の血液が胃に集中するんですね。
なので、ご飯を食べた直後は全身の血液が回りにくくなります。
それが声帯に多大な影響を与えます。
血行が悪い状態ですと、
上手く声帯が鳴らない、響いてくれないという状態が起こります。
ご飯を食べた直後に運動をして、お腹が痛くなった経験ってありませんか？
それと同じで、歌も一種の運動、スポーツです。
食べた後にすぐ歌うというのは、声帯に余計な負荷がかかってしまうので、
ご飯を食べてすぐにレコーディング、というのは辞めましょう！
どうしてもお腹が空いて、
『マイクがお腹の音を拾っちゃうんじゃないか…』って不安になっちゃう時は、
最低でも歌う2時間前には食事を済ませておきましょう！
3位 夜更し
夜更ししていて、睡眠時間が足りていない状態はNGです！
基本的に喉を回復させる、休ませる一番の方法は睡眠しかないです。
その睡眠がしっかり取れていない状態では、喉に疲労も蓄積しますし、
疲労が蓄積すると、いつもなら出るはずの音域が出ないといった症状が起こります。
大体、歌うだけに限らず睡眠不足は体に良くないですからね！
心当たりのある方は生活習慣の見直しをしてみてください😌
2位 寝起きで歌う
またまた睡眠関係です！
寝起きですぐ歌ってしまうのはNGです！
なぜかと言うと、声帯は起きるまで時間がかかるからです！
声帯に限らず、人は起きてから急に体を動かしたりするのは、筋肉や血管に負荷がかかります。
経験があると思うんですけど、寝起きって声カスカスになりませんか？
目安としては、寝起きから3時間は歌わないようにしましょう。
それと、声帯は体や顔と同じでむくみます。
塩分の多いものやお酒を飲んだ翌日に声がかすれてしまったりするのは、それが原因です。
なので、塩分の摂りすぎやお酒の飲み過ぎにも気をつけてください！！
1位 準備運動をせずに歌う
歌う前に準備運動をしないのはNGです！！
先程も言いましたが、歌というのはスポーツと一緒です！
運動をする前に準備運動をするのと同じ様に、
歌う前にも準備運動が必要です！
大雑把に言うと体を温める、ウォーミングアップをすることが大切です。
ストレッチや、軽い運動、軽い発声練習。
細かい内容を書くと長くなっちゃうのですが、
一番簡単に体を温める方法は、
歌う直前にシャワーやお風呂に入って物理的に体を温めたり、
お風呂上がりに体を解すと声が出やすくなります！
自分の場合は、歌うまでに1時間くらい、
軽い運動をしてシャワーかお風呂を浴びて、
ストレッチをしています！
1時間もウォーミングアップをしろとは言いいませんが、
10〜15分くらいは、
ウォーミングアップに時間をかけてレコーディングに臨んでみてください！
余談なんですが、
肉チョモランマのめいちゃんワンマンライブツアー密着の回で、
ライブ前に癒庵堂整体の人に体をほぐしてもらってたんですね。
わざわざライブ会場まで整体師さんを連れてくるほどなので、
いかに体をほぐすことが歌のパフォーマンス、
歌唱力アップに繋がるのかをご理解いただければな！と思います！
まとめ
いかがだったでしょうか？
無意識のうちにNG行為をやっちゃっていた方も多いんじゃないでしょうか？
レコーディングのクオリティが下がるのはもちろん、
普段のパフォーマンスが出せないということで、
いつもより声を大きく張ったり、力みを入れてしまって、
すぐに声が枯れてしまう、最悪の場合声帯ポリープや声帯結核が出来てしまいますので、
今回紹介したNG行為に気をつけて、しっかり喉をケアして上げてください！
